注文住宅で後悔や失敗したこと(全館空調編)、LIFUN(ライファン)

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株式会社 熊澤建築事務所

A-studio Lifun
注文住宅で後悔や失敗したこと
【全館空調編】

全館空調 全館空調の住宅

収納ラック

 全館空調って知っていますか?
住宅ならば、1階も2階も家じゅうどこでも、空調管理された家の事です。

 皆さんが思う、全館空調って、天井裏や、小屋裏の見えないところに ダクトと呼ばれるスチール製の筒を配管して、その中に冷えた空気うや、温めれれた空気を各部屋に届けるような仕組みを作り、大きな機械を使うイメージでしょうか?

こう言った機械を入れるシステムが悪いわけではないのですが、機械自体が高価だったり、機械の故障によって、メンテナンスの費用がとても気になります。
そもそも、大きな機械で冷暖房をすれば、快適になる事は、誰でも想像しやすいと思います。

10年ほど前までは、そんなシステムを使って、快適な住宅を作りたいと思っていた一人です。

と言うのも、新築住宅で暑かったり、寒かったりする住宅の性能が、まだまだ当たり前のころに、この不安定な室内空間が何とか快適にならないかと思っていました。
そう言った、機械を導入すれば快適になると思っていましたが、やはり毎月の電気代が気になってしまい、どうしてもお客様に提案することができなかったのです。それが10年前の話です。

このシステムは、作る時にも、作ってからも費用が掛かる、一般的な収入の人にとって、本当に贅沢品だと思ってます。
今でも、そう思っています。



全館空調 全館空調と高気密高断熱

オープンロッカー

そんな 贅沢品と思っていた、全館空調の住宅。
ランニングコストを気にして、電気代を節約しながら使うことに、少し疑問を持ったことも確かです。

しかし、最近の住宅は、高気密高断熱住宅と言うのが、標準になりつつあります。
色々な工務店さんが、高気密高断熱住宅を作り始めています。
私を含めて、家づくりのプロが、みんな高気密高断熱の住宅に、シフトし始めています。

売れるから? 

間違えではないのですが、本当に良いと思って作っている工務店もいます。
売れると言うだけでなく、本当に良いと思っています。

ただ、俗にいう「なんちゃって高気密高断熱」って言うのも、ここ最近よく耳にする言葉です。
真剣に高気密高断熱住宅に取り組んでいるところもあります。

何が言いたかったかと言うと、全館空調の住宅でも、高気密高断熱の住宅ならば、エアコン一台だけでも十分に快適に過ごせる住宅ができると言うことが言いたいのです。
作る時には、断熱材や、気密性能を一般の住宅より良くするので、多少金額が大きくなります。
でも、光熱費が抑えることができるので、数年でその費用は逆転します。
長く住めば住むほど、お得な住宅となります。

壁と天井と床の断熱性能をUPさせて、気密を取るだけです。
文章だと、簡単ですけど(;^_^A

大がかりな機械を導入する前に、少しだけ断熱と気密を考えてみてください。

ちなみに、断熱性能は UA値で言ったら 最低でも0.45程度 C値でいった1.0以下の建物にしてくださいね。
岐阜県の北部は、できたらもう少し断熱性能をUPさせるとかなり満足が行く住宅になるのではないかと思います。


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